05
憧れのものづくりを
工学+経営の視点から捉え
業界の活性化に尽くす
05
憧れのものづくりを
工学+経営の視点から捉え
業界の活性化に尽くす
学び実践
ものづくりの前線を体験しながら
工学の領域に収まらない学びに浸る
学び実践
祖父が金属加工に携わっていたこともあり、小さい時から工場でものづくりの現場をよく見ていました。身の回りのものに祖父が作った製品が使われていることに感動。 私がものづくりに興味を持ったのはその影響です。進学先を選ぶときには、工学だけではなく経営などを含めた広い視点で学びたいと思い、神奈川大学の経営工学を選びました。 大学院では佐藤研究室に所属し、大手自動車メーカーとの共同研究に参加。週一回ペースで通いながら電気を使わない設備であるカラクリ技術の分析をはじめ、 生産設備のセンサーから収集したデータを設備保全に活用する方法などさまざまな研究をしました。大手自動車メーカーの企業文化に触れられたと同時に、 最新設備や最新技術を直接肌に感じることができる絶好の機会でした。現在は自動車部品系の企業に就職していますが、この道に進むことにしたのは、自動車メーカーとの共同研究がきっかけです。
創造挑戦
ロジカルに、そして柔軟に思考し
自動車業界のサプライチェーンに貢献
創造挑戦
株式会社ニフコに入社してからは、ずっと生産管理業務に携わり、原価低減に向けた改善活動や原価設定の見直しを行っています。 具体的には効率よく輸送するための物流系の改善や梱包材の見直しなどです。これら生産管理の仕事では、生産・流通プロセスであるサプライチェーンマネジメント(SCM)を活かした改善活動や在庫管理など、 大学時代に学んだことが役立っています。実際、現在の原価低減に向けた改善では、統計的手法を使っているくらいです。この仕事をするうえで大切なことは、つねに疑問を持つこと。 そしてロジカルにそれを解決することを考えることです。こうした素養を磨いていき、将来は世界情勢を加味しながら柔軟に判断できる工場管理者を目指していきたいと思っています。