03
仲間や教授たちとの
情熱に満ちた研究の日々が
エンジニアとしての足腰を鍛えた
03
仲間や教授たちとの
情熱に満ちた研究の日々が
エンジニアとしての足腰を鍛えた
学び実践
研究に冒頭する日々の中で
自然と開かれていった
エンジニアへの道
学び実践
もともと理系科目が好きでしたが、将来の就職を考えると文系職、理系職を決めかねていました。そこで大学では、 どちらの可能性も残しつつ、将来の選択肢を広げるために神奈川大学工学部経営工学科を選びました。大学では、非線形システム研究室に所属し、 人と人の結びつきをデータサイエンスや数値シミュレーションで研究。ツイッターでどのようにツイートが拡散するのかをコメントの感情分析から解析していました。 卒業研究が大詰めのときには、朝8時から夜遅くまでずっと研究室にこもっていたほど研究に没頭しましたね。 研究室メンバーと一緒にまとめ上げた研究論文や発表の準備に費やした時間はいまでも忘れがたい思い出です。また大学院へ進んでからはゲーム理論を用いて最適な組織構造の適応を研究。 教授たちと議論しながらシミュレートを重ねて行っていたころには、将来はエンジニアになると心に決めていました。
創造挑戦
クリティカルパスの思考で
最善のパフォーマンスを目指す
創造挑戦
現在は、Sansan株式会社でEightという個人向けの名刺管理システムを開発しています。セキュリティやパフォーマンス改善、開発生産性の向上などが主な担当領域です。 最近では、企業ニュース等の大量配信を行う従来システムのリプレイスも行いました。このプロジェクトの趣旨は、運用の負荷を軽くするために仕組みをシンプルに作り変えるものです。 運用を楽にするためだけでなく、今後、ユーザーが伸びた時にも安全にサービスを提供できるよう冗長性を確保しておくことが重要です。物事を進めるために何を明確にしないといけないか、 最短で達成するためにはどのようなステップを辿るべきなのか。こうしたクリティカルパスという考え方は、大学時代に身に付けたもの。その思考が今の仕事でも活かされていると思います。 入社2年目となり、まずはエンジニアとして一人前になることが直近の目標。さらに将来は担当領域を広げながら、誰もが当たり前に使っているようなアプリの開発をしてみたいです。
在学中の思い出
勉強は、ひとりではつい怠けてしまいがち。ですから、卒業研究に取り組んでいたときは、研究室のメンバーと、よく朝早くに大学近くの飲食店に集合していました。 そこでみんなでご飯を食べて研究室へ、そして研究を終えてヘトヘトになりながら帰宅……という毎日でした。今となっては経験できないメンバーとの絆を深めてくれた楽しい思い出です。