02
経営工学を学ぶ先に
見据える未来、それは
起業とアフリカの発展
02
経営工学を学ぶ先に
見据える未来、それは
起業とアフリカの発展
留学私
経営の視点を持ったエンジニアを志し
日本への留学を決める
留学私
ケニアにいた子どもの頃からエンジニアになりたいという夢を持っていました。高校では会計などを学んでいましたが、アフリカでも日本の技術の高さは有名で、 エンジニアを目指すなら日本ではないかと留学に踏み出しました。こちらに来てから最初の2年間は専門学校で機械設計工学を学び、機械設計技術者検定1級を取得。 さらに経営の視点を持ったエンジニアとなるべく、神奈川大学に編入を決めたのです。前学期は慣れないオンライン授業だったことから、コミュニケーションにとても苦労しました。 ただ後学期からは対面授業が始まったこともあって、オープンマインドになろうと決意。自ら積極的に先生や仲間に質問し、疑問はその場で解決するようにしています。 皆さんとても親切で、私を助けてくれようとする環境に感謝しています。
経験未来
農業に付加価値を与え
アフリカの発展を加速させたい
経験未来
将来は、ケニアに戻って現地の人を助けるような起業をしたいと考えています。具体的には高付加価値を持たせた農業です。 アフリカの農業は、現在はあくまでも生産するだけで、そのあとの工程は海外で行われています。私が考えている夢は、生産から物流、販売まで、全プロセスを自国で完結し、 AIとIoTを活用した付加価値のある農業です。工場もたくさん作ることで雇用を生み出し、現地の人にノウハウを広めることができます。それによって人々の生活レベルも向上していくでしょう。 アフリカはまだまだ若く、若いからどんどん挑戦できます。そして成長できる可能性も高いのです。現在は、会計系のゼミ、平井研究室でアルゴリズムを使って企業価値などを分析しています。 研究を進めていくうちに自分の夢がどんどん大きくなっています。 神奈川大学で身に付けたデータ分析能力を活用すれば、目指す起業も必ず成功すると信じています。